【資格取得の最終過程】マッサージセラピー実技評価&オーストラリア救急講習
TRTAのオーストラリア国家資格取得コースカリキュラムは、専門理論科目、実技科目、実務系科目、臨床実習で構成され、体系的な学びにより、プロフェッショナルとして活躍するための基礎力と応用力がつけられるようデザインされています。
》オーストラリアオイルマッサージ国家資格取得コース概要
今回のブログでは、オーストラリア国家資格取得の最終課程として受講する「マッサージセラピー実技評価&オーストラリア救急講習」実際の様子、そして「資格を取得する以上に大切なこと」についてお伝えしていきたいと思います。
※2022年6月現在:海外渡航が難しい状況のため全カリキュラムを日本国内で実施いたします(オーストラリア研修を日本国内でオンラインも交えて実施)
● 最終課程の概要
資格取得の最終過程である「マッサージセラピー実技評価、オーストラリア救急講習」では、オーストラリア政府認定機関MSQ※によるマッサージセラピー技術評価と、オーストラリアのガイドラインに準拠した救急講習を受けます。最終過程は「合否のある試験」ではなく、科目毎に出席と提出物により単位を取得し、「コース受講の集大成として実技評価を受ける」というイメージです。
TRTAでは2021年より、この最終過程をオーストラリア政府認定機関MSQ及び救急講習スクールとオンラインZOOMで繋ぎ、実施しています。
※MSQ=Massage shcools of Queenslandの略称, オーストラリア クイーンズランド州 ゴールドコーストにあるマッサージ政府認定教育機関
【参加資格】
・全科目の履修が修了し、所定の臨床実習時間をクリアした方
【概要】
▽オーストラリア救急講習
理論:オンライン(各自の自宅で履修)
実技:オンライン(TRTAで実施)
▽マッサージセラピー技術評価
:オンライン(TRTAで実施)
▲オーストラリア政府認定教育機関(MSQ)のスクールの様子
●マッサージセラピー実技評価&オーストラリア救急講習の様子
▲最終実技では参加受講生同士の相モデル制が導入されました
▲施術の細かいテクニックを評価するMSQ(オーストリア政府認定教育機関)校長
▲オンラインは4台の定点カメラと1台のモバイル(スマートフォン)の通信方法
▲実技は一人約45分間、習得した技術が評価される
▲症状に合わせたオーダーメイドテクニック
▲救急法(ファーストエイド)の講習を行う、オーストラリア在住の専門講師
▲救急講習(ファーストエイド)の様子
●資格を取得すること以上に大切なこと
海外の国家資格は信頼性も高く、クライアントや周囲からも一目置かれるでしょう。しかし、資格(Title/タイトル)を取得すること以上に大切なのは、資格取得の過程で「何を学び、どのように努力してきたか」「どのような実力をつけることができたか」です。基礎力や思考力をしっかりと身に着け、プロフェショナルとしての基盤をつくること、そして国内外どこに行っても活躍できる真の実力をつけることが資格取得コースの狙いです。
また、資格は取得してからがスタートであり、その価値をどのように活かすかが大切です。習得した専門理論や高度な技術を卒業後にいつからどのように活用していくか、受講中からイメージしておくことも大切です。就職・転職、独立開業、業務提携、兼業・副業、家族の身体メンテナンスなど、活かし方は様々です。
★資格取得コースを通じて、これからの時代を生き抜くための感性や思考力を磨く
先の見通しを立てにくい不確実な現代において特に必要とされるのは「自分の頭で考える力」です。
またAI(人工知能)時代においては、人間にしかできないこと/AIが苦手とすること<●クリエイティブな作業 ●人の気持ちを汲み取ること ●パーソナルでフレキシブルな対応力>をスキルとして高めていく必要があります。
▽マッサージセラピーの実践は、感性と思考をバランスよく使うワークでもあります。
・クライアントの状態を実際に触れてみて感じとること
・コミュニケーションを通じてクライアントの気持ちやニーズを汲み取ること
・フレキシブルでパーソナルな対応をすること
・体系的な知識/技術と感性を駆使して、クラアントにとってベストな施術プランを自分の頭で考えて組み立てること
これらのマッサージセラピー実践で使うスキルは、AI時代において人間が高めておきたいスキルと一致します。
資格取得コースを通じて、体系的にマッサージセラピーを学ぶことは、専門知識(解剖学、姿勢評価)や専門技術(各種マッサージテクニック)を身につけるだけでなく、感性や思考力を磨くことにも繋がります。
TRTAは、セラピスト教育を通じて、これからも受講生の皆様の人生の可能性を拡げることに貢献していきたい所存です。引き続きどうぞよろしくおねがいいたします。