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【AI / 美容 / セラピー】世界の視点から考える AIとセラピストの未来

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AI(人工知能)という言葉を聞かない日はなくなりました。
ビジネスから教育、医療まで、あらゆる分野で活用が進んでいます。
そして、AIは私たちセラピストが携わる分野である美容や癒しの世界にも大きな影響を与えています。

肌診断AI、マーケティングの自動化、オンラインカウンセリングなど、こうした仕組みは、もはや特別なものではなく私たちの日常や仕事の傍らに存在しています。
今回のブログでは「AIとセラピストの未来」をテーマに、AI導入状況の現状把握や、AI時代にセラピストとして意識しておきたいことなどを、グローバルな視点から考えていきたいと思います。

Written by Mariko Watanabe / TRTA
 

世界のAI導入状況から見える日本の立ち位置


まず少し視野を広げて、世界のAI事情を見てみましょう。

世界を見渡すと、AI導入のスピードは国ごとに大きな差があります。今現在、AIの研究開発力や活用に関しては、アメリカと中国が抜きんでています。

1. アメリカ
世界屈指の先端AIモデル開発、豊富な資金力、研究機関+スタートアップの強固な連携があり、OpenAIやGoogleなど世界的企業が最先端をリード。
2. 中国
国家戦略としてAI産業を推進。顔認証や製造業への導入は世界トップクラス。「DeepSeek」などのAIモデルによる国産化と広範な応用、さらに多くのフロンティア技術分野で米国を上回る進展も報告されている。
3. イギリス
医療や公共サービスへの応用が進み、AIスタートアップも多数。
4. ドイツ
製造業とAIを組み合わせた「インダストリー4.0」で存在感を発揮。
5. カナダ・シンガポール・北欧
研究と教育を重視し、社会全体でAIを取り入れる体制を整備。
6. 日本
導入は比較的慎重。ただし教育や観光など特定分野では拡大傾向。


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日本における個人の生成AI利用経験や、企業の生成AI活用方針策定状況は、いずれも2023年度調査より上昇していますが、調査した他国より引き続き低い傾向があります(2025年7月 総務省_令和7年版情報通信白書_概要より)。
 

AIとセラピスト、すでに始まっている共存のカタチ


AIはすでにサロン現場でも活用できる形で身近にあります。
 
  • 翻訳AI
    : 海外顧客との会話や英語マニュアルの理解をサポート
  • GeminiやChatGPTのような生成AI
    : SNS投稿の下書き、施術説明文、学びの要点整理に役立つ
  • AI美容アプリ
    : 肌の状態を数値化し、美容提案の参考にできる
    AI姿勢解析
    : AIがカメラやモーションキャプチャを元に姿勢を解析
  • 音声文字起こしAI
    : 会議や勉強会の録音をテキスト化して復習を効率化
  • 業務効率化
    : 予約や顧客管理を自動で行うシステム
     
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これらはすべて、すでに個人が持つスマートフォンやパソコンで活用できる技術です
AIを「特別なもの」と捉えるより「日常の小さな作業を支える身近な存在」として活用する視点が大切です。AIが事務や分析を担うことで、セラピストは“人にしかできないこと”に集中できる未来が見えてきています。

 

グローバルな視点「オーストラリアから学ぶAIとセラピー」


オーストラリアでは、オイルマッサージが国家資格として確立し、医療・スポーツ・美容の幅広い領域で社会に根付いています。

同時に、オーストラリアのマッサージ業界団体 AMT(Association of Massage Therapists) は、AI導入に関して「倫理的ガイドラインが必要」と公式に発表しています。記録や分析はAIで効率化できても、施術の判断や信頼の構築は人間にしかできない」からです。

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AMT公式ブログ(AI活用に関する記事) So you think you can AI? AMT’s new position statement on use of artificial intelligence

AMT公式サイト内「AI活用に関するポジションペーパー(PDF)」 AMT Position Statement: Use of Artificial Intelligence in Massage Therapy Practice (PDF)

自然や資源が豊かなオーストラリアだからこそ、人の手によるケアの重要性が社会に強く根付いているのです。

 

 AIに影響を受けにくい職業のひとつ「マッサージセラピスト」


Microsoftが最新レポートで「AIに影響を受けやすい職種」と「受けにくい職種」 各トップ40のランキングを公開しました( Working with AI: Measuring the Occupational Implications of Generative AI )。

AIはデータ処理や文章生成、分析などの分野では非常に強力ですが、一方で 「人間の手でしかできない仕事」や「共感が求められる仕事」 はAIでは代替が難しいことがわかっています。

その中で「マッサージセラピスト」は“AIの影響を受けにくい職種トップ40”に入っています。

理由はシンプルで、とても希望のあるものです
✓施術中に呼吸や表情を読み取ったり、筋肉や肌の状態を感じとり「もう少し優しいタッチで」「ここは強めに」などと細やかに瞬時に調整できる感覚は人間ならでは。
✓「癒されている」という安心感や、「共感してもらった」という心の繋がりは、人と人とのコミュニケーションからしか生まれない。

AIがどれほど進化しても、セラピストの価値はむしろ高まることが再確認できるレポートです

 

AI × 手技療法の融合 


AIは美容や癒しの世界にも広がりつつありますが、人の温もり・触れられる安心感・細やかな調整能力などは、まだAIでは代替困難な部分で、人間ならではの価値が根強く存在しています。

「 AIによる分析/数値化 × 手技療法 」

AIは、カメラやセンサーを通じて、 肌水分量・シワの深さ・姿勢・血流・心拍・睡眠などを分析し数値化します。
これにより、従来は「感覚」でしか捉えにくかった情報が、誰にでも理解できる“美容指標”として可視化されます。

しかし、数値だけでは「どこに、どんなタッチが必要か」は導けません。セラピストは、AIが提示したデータを参考にしながら、手で触れたときの温度差・質感・微妙な反応を感じ取り、施術をカスタマイズすることで、より効果的な施術を行えるようになります。

つまり、AIは“見える化”を担い、人の手は“解釈と実践”を担う。
この二重構造によって、顧客は「科学的な裏付けによる安心」と「人の手だからこそできること(=手の温もり、感覚による細やかな調整)」の両方を同時に得られます。

AIが示す科学的データと、人の手が生み出す感覚的な安心感を組み合わせることで、AI時代にふさわしい世界的トレンドに即した施術サービスへと発展していくのです。
 

AI時代に活躍できるセラピストになるために


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令和のAI時代を迎えた今、セラピストに求められるのは次の3つであると考えます。

✓ グローバルな視点を持つこと
AIは国境を越えて進化しています。アメリカや中国をはじめ、ヨーロッパやアジアの国々では様々な分野でAIが導入され、日常生活に浸透しつつあります。一方で、日本はAIの導入スピードではやや慎重な姿勢が目立ちます。また、マッサージセラピーや他の分野においても同様のことが言えます。オイルマッサージの普及においても国家資格制度が確立されている国と比べて遅れをとっている部分があります。だからこそ、日本のセラピストにとって大切なのは 「国内だけでなく、世界にも目を向ける姿勢」 です。

✓  AIと人間、それぞれの得意分野を理解し、業務を効率的にしていく意識
AIが得意なことは、大量のデータ分析や処理、画像や音声の認識、自然言語処理、パターン認識と予測、定型的・反復的な作業の自動化、ルールの範囲内での迅速な処理です。一方、人間ならではの価値は、感性により「創造できること」「対話ができること」「共感ができること」です。この両者の得意分野を上手く掛け合わせていく意識が大切になると思います。

✓ 真贋を見極めることができる判断力
AIに頼りすぎると、自分の判断力やスキルが弱まる可能性があります。AIは万能ではないですし間違うこともあります。故に、AIが発達したとしても、自ら専門知識を学び「考える力」や「判断力」を養う必要があります。それには、確かな教育カリキュラムをベースとした学びにより基礎を身に着けることが第一歩になります(基礎なくして、応用力や判断力は得られない)。
 

さいごに


AI × セラピー × 美容 ― その融合は、セラピストの未来を広げる大きな可能性となります。

AIやデジタル技術が進化しても、セラピストの「手」と「心」の価値は変わりません。むしろ、AIはセラピストの価値を引き立てる存在になるでしょう。そして、「AIにはできないこと」を担えるセラピストの役割は、これからますます大切にされるでしょう。

 AIの時代にこそ、セラピストの“人間らしさ”が光ります。そのことを誇りに、未来へ進んでいきましょう。
 
2025年08月28日 13:30

セラピストの内面的な自信を支えるもの ~正解よりも“自分の軸”~

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前回のブログ『セラピストが自信を得られ、顧客に安心を与えられる「真の学び」とは』では、セラピストとしての “自信を支える外側の要素(技術力や知識の裏付け)”を中心にお話ししました。しっかりと学び、練習を積み重ねることは、セラピストとして現場に立つうえで大きな安心と自信に繋がります。

しかし、どれだけ技術や知識を身につけていても、 「なぜか自信が持てない」「どこか不安が残る」——そんな声を耳にすることも少なくありません。

そこで今回は、もうひとつの大切な側面、 つまり、セラピストとしての “自信を支える内側の要素=自分の内側から湧いてくる「内面的な自信」”について考えてみたいと思います。 セラピストという生き方を選んだ皆さまが、自分らしく、そして力強くこの道を歩んでいくためのヒントになれば幸いです。

Written by Mariko Watanabe / TRTA
 

内面的な自信とは?

外から与えられる評価や知識量ではなく、自分自身の想いや信念、実感をもとに育まれる“納得感のある確信”が、内面的な自信といえると思います。 内面的な自信とは、「誰かに与えられるもの」ではなく「自分の中で育てるもの」。 技術や知識のように、誰かから教わって身につける “外側からのインプットにより得られる力”とは異なり、内面的な自信は「自分の内側で育っていく感覚」です。それは、自分が選び取った行動や、実感を伴う経験、迷いながらも自分で出した判断の積み重ねから生まれる“内側からのアウトプットにより得られる力”です。それゆえに、“正しさ(=外側の価値観)”よりも“納得感(=内側/自分自身の価値観)”が大切なのです。
 
外面的な自信 内面的な自信
技術・知識・資格などの実績によって支えられる 自分の信念・価値観・経験の振り返りから生まれる
他者からの評価や称賛に依存しやすい 他者の評価や称賛がなくても揺るがない
成果や成功体験に基づく 失敗や迷いの中でも自分を信じられる
一時的になりやすい 時間をかけて深まっていく

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納得感のある確信

 “納得感のある確信”とは、 「これで良かったんだ」 「たとえ結果がどうあれ、自分で考えて選んだことだから、受け止められる」 と自分に言える状態、つまり、自分の選択に自信を持つことができる状態であることだと思います。

では、逆に考えてみて、「自分の選択に自信を持つことができない状態」とはどんな状態でしょう?
“納得感のある確信”が持てない原因を次のコンテンツで探ってみたいと思います。

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なぜ「自分の選択に自信を持てない」のか?

“納得感のある確信”を阻む3つの主な原因とその克服

“自分の選択に自信が持てない状態”とは、
①判断の主体が他人にある
②選択の意図や背景が自分でも見えていない
③失敗=価値の否定と捉えている
そんな状態にあるといえます。

だからこそ、「内省」「選択理由の言語化」「失敗を含めた肯定」などを通じて、 “自分で選び、自分で意味づける力”を育てることが、「納得感のある確信」に繋がります。 内面的な自信=「納得感のある確信」は、他人の評価では得られません。 けれども、「私はこう考えて、こう選んだ」という、自分で考えて自分で決めることの積み重ねは、必ず自分自身の中に静かに、確かな力として根を下ろします。


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本当にためになる経験は失敗から始まる

きちんと考え、準備して、それでも失敗をする。未経験の分野や新しいチャレンジには「失敗」はつきものです。

しかし、日本では「失敗しないことこと」に価値を大きく置かれがちです。それゆえに「失敗する可能性があるなら挑戦しない」「失敗せずに成功したい」と考える人も少なくありません。

失敗は恥ではなく「可能性の探究」であり、成長するために欠かせないプロセスです。このプロセスを避けるということは成長機会を避けることと同義であるともいえます。

挑戦→失敗→改善のプロセスのなかで、「なぜ失敗したのか」「次はどうすればよいか」を考える力が育ちます。また、取り組んでいることの解像度も上がります。このプロセスを経ることは、自身にとってかけがえのない経験値となり、次のステップの足場となります。そして、この経験により次の成功が生まれるのです。
 

さいごに

「自分にとっての納得解」を見つけていける力——それが、時代に左右されない自信につながると信じています。

内面的な自信を確立するために意識したいこと:
・自分の内側にある軸を見つけていく(誰かの「正解」に合わせる必要はない)。
・情報の波に飲まれそうなときこそ、自分の心に立ち返って「私にとっての意味」を問い直す時間を持つ。
・失敗を恐れずに挑戦し、うまくいかなかった経験も、自分らしい力に変えていくこと。

TRTAでは、こうしたセラピストの“内面的な自信”を育てる教育環境も大切にしています。
2025年06月29日 17:50

セラピストが自信を得られ、顧客に安心を与えられる「真の学び」とは

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このブログでは、私たちのスクールでの臨床から得た知見や解剖学的知識、世界の動向など、セラピストやセラピストを目指す方に役立つ情報をお届けしていきます。今回は、セラピストが自信を得られ、かつ顧客に安心を与えられる学びについて書いていきます。

Written by Mariko Watanabe / TRTA

人の身体に触れる仕事をしていると、ふと「私の技術は本当にこれで良いのだろうか?」「顧客は本当に満足しているのだろうか?」と自信が持てなくなることがあります。 その気持ちは決して特別なものではなく、真摯に顧客と向き合おうとするセラピストであればあるほど、仕事に真剣であればあるほど、一度はぶつかる壁かもしれません。

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セラピストの「自信」はどこから生まれるのか?

セラピストとしての自信は、単に経験を積み重ねるだけでは育ちません。
以下の2点は「自信」の裏付けとなる要素だと考えます。

① 施術に根拠が持てること
なぜその手技が効果を生むのか。どうしてそのアプローチがクライアントにとって最適なのか。——その“根拠”を理解し、身体の構造や不調の背景を正確に捉えられるようになり、そして適切な施術を実施できるようになったとき、初めて本当の自信が育ちます。

 そのために必要な学びは、
  ✓ 解剖生理学と評価スキル(姿勢評価)
  ✓ 施術テクニックのバリエーション

 です。また、これらを点ではなく線でつながる学びとするための体系的な学びが不可欠です。

② 然るべき努力をした事実と証明
もう一つの重要な要素は、「確かな努力を積み重ねてきた」という事実と、それを客観的に証明できる資格の存在です。

たとえば、解剖生理学や機能解剖といった基礎理論を一から学び、筋肉や神経の走行、姿勢の評価法などの知識を習得すること。さらに、実技練習を繰り返し行い、顧客の身体に合わせて技術を適用できるようになるまで、何度も現場でのシミュレーションを重ねる。
——こうした積み重ねは、まさに「然るべき努力」であり、それ自体がセラピストとしての土台を築いてくれるプロセスです。

そして、その努力の成果を証明してくれるのが、信頼ある機関による認証がある正式な資格です。確かな基準のもとで習得内容を評価され、認定された資格を手にすることは、セラピストとしての自信と誇りを裏打ちするものになります。 こうした「根拠ある知識と技術」と「客観的な証明」に支えられた自信があるからこそ、顧客に安心を届けながら、日々の実践を通じてさらなる成長を遂げることができるのです。

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顧客に「安心感」を届けられるセラピストとは

施術を受ける側が感じる“安心感”は、施術技術の高さだけでは生まれません。

・痛みや不調の原因をわかりやすく説明してくれる
・的確に身体を観察し、個別に対応してくれる
・今後の見通しを冷静に伝えてくれる


こうした対応ができるセラピストには、自然と信頼が集まります。 そのためには、表面的な技術だけでなく、解剖学的な知識と顧客に寄り添う力の両方が必要です。
また、顧客をリラックスさせたり、解りやすく説明できるコミュニケーション力も不可欠です。

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学びを“使える力”に変えるカリキュラム

TRTAでは、「知識の詰め込み」ではなく、学びを“使える力”に変える教育設計を大切にしています。

• 理論と実技を往復しながら学ぶカリキュラム
• ケーススタディを通じて臨床的な思考を育てる授業
• 他の受講生とのディスカッションによって多角的な視点を養う機会

こうした学びの“体験設計”を通じて、単なる資格取得にとどまらない、「一生もののプロフェッショナリズム」を身につけていけるようサポートしています。
 

終わりに

「手技を学ぶ」だけでは足りない時代。 これから求められるのは、“解剖的知識”と“ヒューマンスキル”の両方を備えたセラピストです。 TRTAは、そんな未来のセラピストが自信を持って仕事と向き合い、顧客に安心を届ける存在として羽ばたいていけるよう、学びの場を提供しています。

2025年05月31日 21:22

全身とつながる “顔の筋肉”の重要性と その性質

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このブログでは、私たちのスクールでの臨床から得た知見や解剖学的知識、世界の動向など、セラピストやセラピストを目指す方に役立つ情報をお届けしていきます。
今回は、近年世界的に注目が高まっている「顔筋(がんきん)」に焦点を当ててご紹介いたします。

Written by Mariko Watanabe / TRTA

 

なぜセラピストが顔筋を深く理解すべきなのか

「フェイシャルトリートメントは顔だけ」「ボディートリートメントは首から下だけ」、そのような思考で施術を分けてしまっていませんか?
実は、顔にある筋/筋膜は、頸部・肩部・腕部、さらには全身と密接につながっており、セラピストが『全身をみる』視点を持ち、総合的な施術サービスを提供するためには、この顔筋の理解と技術は欠かせません。

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顔筋は『感情とつながる』筋肉

顔には多くの筋肉があり、その殆どが「皮筋/表情筋」と呼ばれる、皮膚に直接付着する特殊な構造を持ちます。これは、表情をつくるために進化したヒト特有の筋肉群であり、四肢(下肢、上肢)のように大きな動作ではなく、脳と感覚のやり取りをして微細な感情表現をするはたらきをしています。

つまり、顔筋の多くは「動かす筋肉」というより、「感情とつながる筋肉」とも言えます。
そして、顔筋の緊張やアンバランスは、ただのこりやたるみではなく、精神的・神経的なストレス反応の現れでもあります。

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顔筋と全身の筋膜ネットワーク

顔の筋肉は頭蓋骨や顎、そして頸部の筋肉と連動しており、その周囲には筋膜のネットワークが張り巡らされています。
この筋膜は全身を一枚のボディスーツのように包んでいるため、顔の緊張が首や肩など全身にまで影響することがあります。

たとえば、噛みしめ癖や口呼吸のあるクライアントは、咬筋や側頭筋が硬くなることで、胸鎖乳突筋や僧帽筋、さらには肩甲骨周辺にまでも影響がでるケースなどがあります。

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「顔」をリリースすることで「呼吸」が変わる?

近年では、顔筋へのアプローチが自律神経系に与える影響にも注目が集まっています。顔の筋肉と深く関わる副交感神経の経路に刺激を与えることで、神経的な疲れの解消、呼吸の深さや安定、心身の開放、睡眠の質の改善に寄与するという臨床の報告※も少なくありません。
顔へのアプローチは、単なる美容効果だけではなく、『心身を整える効果』も期待できると言えます。
※TRTAの臨床実績のデータに基づく

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セラピストだからこそ「顔筋」を「全身」を結びつけて考える

TRTAでは、単なるフェイシャル技術にとどまらず、「顔筋の基礎解剖学」「ストレスと身体」「筋膜の連動」など、解剖学的・機能的な視点から顔にアプローチするスキルを大切にしています。

「顔筋リフトテクニック講座」では、全身のトリートメントやリリースとの連動を意識しながら、深層の顔筋に働きかけることで、単なるリフトアップを超えた「心身の機能的な変化」を目指します。
 

▼ 詳しくはこちら
https://watanabe-academy.org/faceliftup.html

 

ボディーセラピストの方にこそ知ってほしい、顔の奥深さ

ボディートリートメントに携わる方ほど、「顔筋を学ぶことで、身体の施術に深みが出た」と感じられるケースが多くあります。TRTAでは、国家資格取得を目指す総合コースに加えて、顔筋やデトックスをテーマにした『ビューティーセラピー技術講座』もご用意しています。

顔と身体のつながりを理解することは、クライアントの悩みの“本質”に迫る重要な鍵となります。
フェイシャルは、もはや「顔だけの施術」ではなく、「心身に影響を与える技術」へと、その捉え方が大きく変化してきています。

▽単科選択コース一覧はこちら
https://trta-jp.org/infomation_single_course.html


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次回もセラピストに役立つ情報を基にした特集をお届けしますので、どうぞお楽しみに。

2025年04月30日 18:50

【画像でみる】オーストラリア研修_豪州オイルマッサージ国家資格取得コース

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2025年2月、豪州オイルマッサージ国家資格取得コースの最終過程となるオーストラリア研修を実施しました。

この研修は、豪州オイルマッサージ国家資格(Certificate Ⅳ in massage therapy)の国内履修分(272時間)を修了後、国家資格を取得するための最終過程をオーストラリア政府認定教育機関MSQで受講するために実施されます。

今回のブログでは、オーストラリア現地での研修の様子や実際の内容など書きたいと思います。

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▲オーストラリアは自然療法大国として国民に広くオイルマッサージが浸透している文化があります

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▲ オーストラリア研修が始まる前に、TRTAの卒業生が働くスパに行きました(オーストラリア・ブリスベン)

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▲TRTAで習得したオイルマッサージ技術を現地ブリスベンで活用していました

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▲現地に住む日本人の玲子先生とランチ♪  TRTAのゲスト講師としても講座を行っています

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▲TRTAの提携校のオーストラリアMSQは、国家資格が取得できる政府認定校として30年以上の歴史があります

臨床実習(Student Clinic)

オーストラリアでは日常的な体のメンテナンスやリカバリーを目的として、オイルマッサージを受けることが習慣になっている人も多く、週1回ペースで予約するクライアントさんもいらっしゃいます。またリラクゼーションの重要性を持っている方も多く(=リラックスするから過剰に働いている交感神経が抑制され副交感神経が働くようになる、この自律神経のバランスが健康維持に不可欠である)、スウェディッシュマッサージなどフローのあるオイルマッサージの人気も高いです。

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ファイナルアセスメント(最終実技評価)

これまでスクールで学び練習してきたことを披露し、評価者(アセッサー)からフィードバックをもらう場です(合否のあるテストではありません)。この過程は卒後に活躍していくためのスタート地点ともいえます。

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▲右=今回のアセッサー(評価者)のサイモン、左=ファイナルアセスメントの評価を受けつTRTA受講生

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▲ファイナルアセスメントでは、クライアントに適切なオイルマッサージ施術が構築できているかなど総合的に評価されます

 

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▲左=MSQのローナ校長、右=国家資格の修了証を手にするTRTA受講生



オーストラリア国家資格(Certificate Ⅳ inマッサージセラピー)は、オーストラリア政府に認定された公的資格であり、高い信頼性と信用性を得られるセラピストの称号です。そのため、受講生にとって資格取得はゴールとしての最終目標ではなく、世界基準のセラピストとして活躍するための第一歩と考えられています。実践を重ねながらスキルを磨き、常に自己研鑽を続ける姿勢が求められます。
 

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さらに、資格取得後も継続的な学びが大切とされており、実務経験を積みながら技術や知識を着実に進めていくことが求められます。
また、クライアントのニーズは多様化しております、個々の状態や目的に応じた施術が求められます。そのため、オーストラリアでは、セラピストとして長く活躍するために、定期的なマッサージスキルアップや専門分野の研修への参加が推奨されています。


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国内での授業や臨床、オーストラリアでも研修を共にした受講生たちは、セラピストとして世界観やかけがえのない体験を得て帰国していました。私共も、国内外どこに行っても通用するセラピストを養成をすべく、今後もより良い授業を提供できるようスタッフ・講師一同精進して参りたい所存です。

2025年02月28日 20:00

【2025年 年頭のご挨拶】 TRTA東京リメディアルセラピーアカデミー

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謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中はご愛顧をいただき感謝申し上げます。

昨年を振り返ってみると、世界的な選挙Yearで、イギリスでは総選挙で労働党が勝利し14年ぶりの政権交代、アメリカでもトランプ氏の勝利で共和党に政権交代するなど、各国で野党の躍進が目立ちました。ロシアのウクライナ侵攻などをきっかけに主要国で物価高が進み、ヨーロッパでは極右政党の勢いが増しています。

日本国内においても衆院選で与党が過半数割れしました。変化を望む民衆の声が選挙結果に反映され、世の中の潮流が大きく動いた一年でした。

このような変化の激しい時代かつ情報過多な状況下において大切なことは、外側の情報に惑わされず、自分自身ときっちり向き合い、自己の本質を理解し「恒心(常に定まっていて、ぐらつかない正しい心)」を保つことだと思います。そして「基礎力をしっかり身に着け、揺るがない土台と軸を構築すること」がセラピストとして自己実現していくための鍵と考えています。

そのため、私たちTRTAはカリキュラムの設計においても、受動的に授業を受けるだけではなく、自ら課題を設定し、解決への道筋を考え探っていくアクティブラーニングを基盤にした、新たな発想やアイデアを生み出すきっかけとなる学びを提供できるよう努めております。

また、技術の復習機会、海外セラピストとの交流、セラピスト求人紹介など、様々なサポート体制を整えております。引き続き皆さまの成長に貢献し続けられるよう、新たな取り組みや目標を推進し、更なる発展を目指していきたいと思います。

今年の干支は乙巳(きのとみ)です。「乙」は植物の芽が曲がりくねっている姿ともみられ、「成長途中」の状態を表しているといわれています。そして、「巳」は蛇を表します。蛇は脱皮を繰り返して成長していくため古来より「復活、再生、実を結ぶ」などを表す縁起の良いシンボルとされてきました。乙巳の年は、新たなスタートが後押しされ、成長と成果が得られるといわれています。

新しい年が皆さまにとって実り多き一年となりますように。

2025年も、TRTAは皆さまの成長に貢献できるよう努めて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

TRTA代表:渡辺 万里子

 
2025年01月01日 10:00

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【TRTA】東京リメディアルセラピーアカデミー

店舗名

【 TRTA 】 東京リメディアルセラピーアカデミー

事業名

株式会社 WATANABE BEAUTY

住所

〒106-0045 東京都港区麻布十番2-4-15 イラーレ麻布十番ビル5F

Address

2-4-15-5F, Azabujuban, Minato-ku, Tokyo, 106-0045, JAPAN

電話番号

03-6453-7644

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