異業種からセラピストに転身する選択肢
当スクールの受講生のセラピスト経験/未経験の割合を見てみると、約半数がオイルマッサージを初めて学ぶ方で、様々なバックグラウンドを持った方々がいます。
そこで、今回ブログでは、
-異業種からセラピスト転身を考える背景
-そのアドバンテージ
-セラピストに転身するためのステップ
について触れていきます。
なぜ異業種からセラピストに転身したいのか?
異業種からセラピスト転身を目指す受講生の多くは、内なる想いとして「人々の心と体を癒すお手伝いをしたい」「自分自身がマッサージを受けて、その良さを体験したからこそ、人にもその喜びを提供してきたいと思った」「自分がカラダの不具合に向き合うことの大切さを実感したから、それをもっと伝えていきたい」等という使命感を持たれています。
≪TRTAではじめてオイルマッサージを学ぶ方の実例≫
・会社員(一般事務、IT・エンジニア、人事、マーケティング、銀行員、秘書、飲食・サービス)
・公務員(公安職員、教員、役所勤務)
・主婦/パートタイム勤務
・医療関連(看護師、助産師、理学療法士、作業療法士、鍼灸師、歯科衛生士、介護福祉士)
・健康関連(ピラティス/ヨガインストラクター、トレーナー、ストレッチ施術者)
・美容関連(美容師、理容師、エステティシャン)
異業種からセラピストに転身するアドバンテージ
異業種での経験は、セラピストとして働くうえで非常に役立つことがあります。過去に携わってきた業界での、顧客とのコミュニケーションスキルや仕事をする上での忍耐力、人間関係の構築力などが、セラピスト転身後の土台となったという方も多くいらっしゃいます。
セラピストとして活躍するためには、専門知識やスキルだけでなく、上述のようなビジネススキルも必要です。そのスキルを異業種で既に鍛えてきているということは、転身後に大きなアドバンテージになります。
これらのビジネススキルとともに、新たな人生のフィールドを拡げていくためのスキル習得の一つとしてセラピスト(アロマセラピー・マッサージセラピー・ビューティーセラピー)が注目されています。
異業種からセラピストに転身するためのアクション:ファーストステップ
→ 必要な資格やスキルを習得するための教育機関を探す
スクール選びをする前に、まずは業界や資格の全体像を把握することが大切です(地図全体が見えるから目的地にスムーズに到達できるようなイメージです)。
そして、自分はどの領域で・どのようなカスタマーに・どのようなサービスを提供していくセラピストになりたいのかをイメージし、それに必要な知識やスキルは何なのかを明らかにすることも大切です。それにより「何をどのくらい学べばよいのか」「必要な時間数や期間」も明確になります。もし、イメージできない場合は、興味がある分野から学び始めて、学びながらイメージをつくっていくことも良いでしょう。
学びの時間軸、目指す目標やライフスタイル、個々人の特性によって変わってきますので、まずは自己分析をし、自分に合いそうなスクールをいくつか選んでみることから始めるとよいでしょう。
プロセラピストとしての基礎学力はプロとして活躍するためになくてはならない土台になりますので、長期的な視点をもって学びのプランを立てることも大切です。
異業種からセラピストに転身するためのアクション:セカンドステップ
→ 経済的な側面と生計を立てるための計画
異業種からの転職は、経済的な側面を考慮する必要があります。セラピストになるためには、一時的な収入の見直しやスタートアップコストを覚悟する必要があるかもしれません。
これらの課題にどのように対処し、どのように生計を立てていくかを検討していくことが大切です。
▽スキル習得後の多様な進路
・金融機関勤務 → ホテルスパ勤務
・主婦 → サロン勤務
・公務員 → 自宅サロン開業
・メーカー → フリーランスセラピスト
・看護師 → 看護師の仕事を週2回・セラピスト週3回
・飲食店オーナー → サロンオーナー
・メーカー勤務 → 所属企業の許諾を得て、副業でセラピストとして活動
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異業種からのセラピスト転身は勇気がいる一歩かもしれません。しかし、チャレンジしなかったことを後々になって後悔するだろうと思ったら、人生は一度きりですので、ぜひ一歩踏み出してみてください。
TRTAが提供するオイルマッサージの学びは、過去の経験やご年齢、職種など分け隔てなく、いつからでも学べる環境があります。
それは、当校がオーストラリア政府認定校MSQ(Massage schools of Queensland)との提携によって、オーストラリアの文化にある「多様性」をベースとした教育方針を取り入れている背景があるからです。オーストラリア教育を通じて人生の新たなフィールドを切り拓くお手伝いができれば幸甚です。
次回のブログでは「新たなキャリアに向かって着実に前進するための5つのポイント」について書いていきます。それでは、また次回のブログでお会いしましょう!