アカデミー開校10周年記念催事
私共は、オーストラリアのマッサージセラピーとその教育や文化の素晴らしさに魅せられ、10年以上(スクール開講前から含め約15年)にわたり、教育カリキュラムの研究を続けてきました。
10周年の節目に、近年の豪州国家資格受講生・卒業生・関係者を招待し「TRTA 10th anniversary party」と題した記念催事を実施しました。
当日は、オーストラリアの提携校である政府認定教育機関MSQ(massage schools of Queensland)の校長やTRTA講師陣からのメッセージ、そして受講生からも多くのお祝いをいただきました。
以下の画像は、2023年2/23@麻布十番で行われた記念催事の様子です。
▲TRTAの提携校(MSQ/massage schools of Queensland)校長のRhonaからのオンラインメッセージ
▲MSQ校長のメッセージを真剣な眼差しで聴く受講生
人は教育により物の見方や視点が変わり、可能性も広がります。 今まで解決できなかった問題が解決できるようになったり、今までは難しく思っていたことが発想の転換で楽に考えらえるようになったりと、良い教育は人の心や思考をブレークスルーさせることができると信じています。
▲TRTA代表の渡辺万里子より参加者へメッセージ
特に、これからの時代は一人ひとりが「自分の頭で考えられること」が求められます。また正解のない・激動の時代において、自分らしく心豊かに生きるためには「自分にとっての正解を確立していくことができる自分軸」がますます必要になってきます。
▲ノベルティに同封されたセラピストの心得が書かれたメッセージカード
私共は「骨太の基礎力を身に着け、セラピストとしてのブレない軸を構築すること」が、セラピストという仕事で生きていく方々の幸せにつながると考え、スクールで提供するカリキュラムにもこの部分を構築していくことができるよう、常に試行錯誤しています。そんな背景から、今回のパーティーでもセラピストの心得として「Self-awareness 自己認識」「Self-management 自分を労わること」の大切さを代表よりお話しさせていただきました。
前述の「セラピストとしてのブレない軸」を構築するには、まずは自己理解が必要です。自分自身に意識を向ける時間をつくり、自己の状態(感情、価値観、強み・弱みなど)を理解することで、自分に合った生き方・仕事の仕方を構築していくことができます。多様な学び(様々な科目/講師から学ぶ・他の受講生と共に学ぶ等)と施術経験を積みながら、自分と向き合う時間もしっかりとることで、セラピストとしての軸が確立されてくると思います。これはセラピストとして末永く活躍し続けるために必要なことです。
▲歓談で用意されたケータリング
オーストラリアのマッサージセラピー教育を通じて一人でも多くの方の幸せに貢献することをミッションに、セラピストという仕事を通じて物心ともに幸せな人生を送れる人が一人でも増えるよう、これからも授業内容・指導方法・提供サービスについて、常に改善意識と問題意識をもって取り組んで参りたい所存です。