【画像でみる】オーストラリア研修_豪州オイルマッサージ国家資格取得コース

2025年2月、豪州オイルマッサージ国家資格取得コースの最終過程となるオーストラリア研修を実施しました。
この研修は、豪州オイルマッサージ国家資格(Certificate Ⅳ in massage therapy)の国内履修分(272時間)を修了後、国家資格を取得するための最終過程をオーストラリア政府認定教育機関MSQで受講するために実施されます。
今回のブログでは、オーストラリア現地での研修の様子や実際の内容など書きたいと思います。
▲オーストラリアは自然療法大国として国民に広くオイルマッサージが浸透している文化があります
▲ オーストラリア研修が始まる前に、TRTAの卒業生が働くスパに行きました(オーストラリア・ブリスベン)
▲TRTAで習得したオイルマッサージ技術を現地ブリスベンで活用していました
▲現地に住む日本人の玲子先生とランチ♪ TRTAのゲスト講師としても講座を行っています
▲TRTAの提携校のオーストラリアMSQは、国家資格が取得できる政府認定校として30年以上の歴史があります
臨床実習(Student Clinic)
オーストラリアでは日常的な体のメンテナンスやリカバリーを目的として、オイルマッサージを受けることが習慣になっている人も多く、週1回ペースで予約するクライアントさんもいらっしゃいます。またリラクゼーションの重要性を持っている方も多く(=リラックスするから過剰に働いている交感神経が抑制され副交感神経が働くようになる、この自律神経のバランスが健康維持に不可欠である)、スウェディッシュマッサージなどフローのあるオイルマッサージの人気も高いです。
ファイナルアセスメント(最終実技評価)
これまでスクールで学び練習してきたことを披露し、評価者(アセッサー)からフィードバックをもらう場です(合否のあるテストではありません)。この過程は卒後に活躍していくためのスタート地点ともいえます。
▲右=今回のアセッサー(評価者)のサイモン、左=ファイナルアセスメントの評価を受けつTRTA受講生
▲ファイナルアセスメントでは、クライアントに適切なオイルマッサージ施術が構築できているかなど総合的に評価されます
▲左=MSQのローナ校長、右=国家資格の修了証を手にするTRTA受講生
オーストラリア国家資格(Certificate Ⅳ inマッサージセラピー)は、オーストラリア政府に認定された公的資格であり、高い信頼性と信用性を得られるセラピストの称号です。そのため、受講生にとって資格取得はゴールとしての最終目標ではなく、世界基準のセラピストとして活躍するための第一歩と考えられています。実践を重ねながらスキルを磨き、常に自己研鑽を続ける姿勢が求められます。
さらに、資格取得後も継続的な学びが大切とされており、実務経験を積みながら技術や知識を着実に進めていくことが求められます。
また、クライアントのニーズは多様化しております、個々の状態や目的に応じた施術が求められます。そのため、オーストラリアでは、セラピストとして長く活躍するために、定期的なマッサージスキルアップや専門分野の研修への参加が推奨されています。
国内での授業や臨床、オーストラリアでも研修を共にした受講生たちは、セラピストとして世界観やかけがえのない体験を得て帰国していました。私共も、国内外どこに行っても通用するセラピストを養成をすべく、今後もより良い授業を提供できるようスタッフ・講師一同精進して参りたい所存です。