オーストラリア研修での多様な経験と世界観
※2023年12月現在、オーストラリア研修は「日本国内/オンラインで受講」or「オーストラリアで受講」のいずれかを選択することができるようになっております。
》豪州オイルマッサージ国家資格取得コース概要
今回のブログでは、豪州政府認定教育機関MSQ(Massage schools of Queensland)で実施されたオーストラリア研修の様子や、そこで得られる多様な経験、そしてグローバルなマッサージセラピー教育の世界観についてお伝えしたいと思います。
▼Massage Schools of Queensland(以下MSQ)は1988年に設立された歴史あるマッサージ専門学校です。(所在地:オーストラリア, クイーンズランド州ゴールドコースト)
オーストラリア研修で得られる多様な経験
① 臨床実習 30時間
▼施術前のコミュニケーションとお客様の状態を記録するためのクライアントシート
▼担当するクライアントを施術ルームへご案内
▼現地のお客様に対し施術を行っている様子とそのお客様からいただくフィードバックシート
お客様からのフィードバックは大きな糧となり、この経験がセラピストとして仕事をしていくうえでの自信の源になります。
② ファーストエイド(救急法) 7時間
⇒2024年以降のオーストラリア研修ではファーストエイド講習を日本国内(オンライン)で実施いたします。
→ これにより従来は移動日を含めて渡航日数を10日間要していたところ、7日間で研修を完結できるようになりました!
オーストラリアのマッサージセラピストは、救急法の講習を毎年受けることが必須となっています。
③ ファイナルアセスメント(最終実技評価) 3時間
最終実技評価は、日本国内のカリキュラムを履修して身に着けた技術を披露し、フィードバックをもらう場です(合否のあるテストではありません)。▼政府認定校の講師が施術を評価しフィードバックします。
マッサージセラピーに正解はありません。セラピストはカリキュラムを通じて身に着けた多数のテクニックの中を、理論と感性をもって取捨選択して組み立てていきますので、セラピストによって実践する施術内容が変わります。
下記は、当時技術評価を担当いただいたMSQの創業者/School principalのLena Crawfordさんよりいただいたレビューです。
『 The teaching is absolutely first class. After the assessing students, I found everything was fantastic. Personal presentation are confidence and problem solving with outstanding. I was totally blown away with the high-quality teaching. 』
歴史ある政府認定のマッサージセラピスト養成機関の学校長からいただける言葉はセラピストとして活躍するうえでの自信につながります。
オーストラリア研修 実施要項
オーストラリア研修は現地集合・現地解散となります。受講生の中には研修前後で滞在を伸ばし、プライベートの旅行等も含め各々の目的に沿った行動計画を立てています。研修内容
・「臨床実習(30時間)」 ⇒ 学んだ知識と技術を実際にお客様に提供し経験を積むための実習・「ファイナルアセスメント(3時間)」 ⇒コース全体を通じて習得した技術の評価を受けます
・「救急法(7時間)」⇒オーストラリア政府指定のファーストエイド(救急法)を学びます
※追記:救急法のみ2024年3月開催~日本国内(オンライン)で行います。→これにより従来は移動日を含めて渡航日数を10日間要していたところを7日間で研修を完結できるようになりました。
※追記:救急法のみ2024年3月開催~日本国内(オンライン)で行います。→これにより従来は移動日を含めて渡航日数を10日間要していたところを7日間で研修を完結できるようになりました。
実施時期
・年間1回程度開催(例年3月に開催)
所要日数
・7日間(移動日含む)※夜発の飛行機を利用する場合は6日間
※7日間の渡航が難しい場合は、渡航を2回に分けて参加することも可能です。
日本国内(母語)で授業内容を深く理解し、海外の国家資格を習得する
オーストラリア研修は英語で行いますが、日本国内履修分の科目の中で接客英語や基本的な専門用語(英語)、英語が苦手な場合の接客対応方法なども学べるため、渡航前に現地での実習のイメージを持つことができます。「英語が苦手」という方もスムーズに研修に参加することができます。
TRTAの豪州オイルマッサージ国家資格(CertificateⅣ㏌Massage Therapy)取得コースの狙いは、資格を取ることだけが目的ではなく、母語(日本語)で専門理論と技術を深く理解し、骨太の基礎力をつけていくことです。
国内外どこに行っても通用するプロフェッショナルを養成すべく、今後も、より良い授業や研修を提供できるようにスタッフ・講師一同精進して参りたい所存です。
2022年10月04日 20:00