一流ほど徹底してやっていること
一流ほど基礎練習を徹底してやっているというのは昔からよく言わ
れていることです。
競技であれば筋トレ・ランニング・ストレッチ等、
ピアノであればツェルニーやハノンなどの練習曲。
絵画であればデッサン。そしてマッサージセラピーにおいては、
施術姿勢・タオルワーク・各テクニックの反復練習・解剖学が「
基礎練習」にあたります。
各分野のトップレベルで活躍されている方々も基礎の重要性を言わ
れています。
歌舞伎役者の中村勘九郎氏
「型をしっかり覚えた後に、型破りになれる。」
野球のイチロー氏
「特別なことをするために特別なことをするのではない。
特別なことをするために普段通り当たり前のことをする。」
バスケットボールのマイケル・ジョーダン氏
「一瞬でも基本を忘れたら、根本から崩れさってしまう。
スポーツにおける正しい技術、会社における倫理、
心構えといった基本を忘れたら、試合に勝てないし、
会社や学校で成績をあげることもできない。」
全ての分野に基礎があります。そして、その基礎を疎かにせずに、
一つひとつをきっちり正確にできるまで何度も何度も繰り返してい
く。この基礎の徹底なくして一流にはなれません。
当スクールでも基礎の大切さを常々お伝えし、
指導させていただいております。
先日、セラピスト歴10年以上の受講生から、
嬉しいご報告メールをいただきました。そのメールの中で、
基礎の大切さを仰っていましたので、紹介させていただきます(
下記)。
・・・・・・・・・・・・・
▼セラピスト歴10年以上の受講生からいただいたメール
“来月からサロンに就職が決まりました。
面接の際に技術チェックもありましたが、オーナーさんから「
10年以上やられていればセラピスト各々の癖が出てくるはずなの
に、それがないのがいいですね」
とお褒めの言葉をいただきました。これも、
TRTAで沢山の生徒さんと一緒に学び、
基本の大切さなど改めて実践できたからこそだと思っています。
私にとって大きかったのは、
施術時の姿勢や体重移動が改善できたことでした。
どうしても手技にこだわるあまり、
今までは手の動きに囚われて足腰の扱いは二の次になってました。
私以外にも、そういうセラピストさんはとても多くて、
職場でも腰を痛めるセラピストがとても多かったです。
お客様には、このセラピストは基礎ができてる/
できてないは勿論見えないですが、
マッサージを受け慣れてるお客様で「
安定感があって身を任せられる」とおっしゃって下さる方がいて、
こういうのって伝わるものなんだなとびっくりしました。
基礎ができてないと、
応用をどれだけ学んでもの活かされずに終わってしまうことも多々
あるので、
今後も長くセラピストとしてお仕事を続けていく為にも、
基礎の大切さは必要不可欠だと感じました。”
・・・・・・・・・・・・・
一流こそ基礎を徹底する。経験を積むほど「基礎の見直し」
を大切にしたいものです。
▽インスタグラムで授業の様子など動画でご覧いただけます。
2024年11月30日 18:50