新たなキャリアに向かって着実に前進するための5つのポイント
前回(2023年9月)のオフィシャルブログでは、異業種からセラピスト転身を考える背景・そのアドバンテージ・セラピストに転身するためのステップについて書きました。
▼2023年9月:オフィシャルブログ 「異業種からセラピストに転身する選択肢」
(画像をクリックいただくとブログをご覧いただけます)
異業種からセラピストを目指す新たな挑戦は、自分を高め成長する機会となります。その過程では、当然ながら成功も失敗もありますが、その全てを受け入れることが「自己成長につながる学び」となります。
今回ブログでは、前回のブログの続編として、学びをスタートしてから最後まで継続してやり切り、新たなキャリアに向かって着実に前進するためのポイントを纏めてみました。
新たなキャリアに向かって着実に前進するための5つのポイント
1 : 今できることから直ぐに始める
人生は様々なイベントが次から次へと起こりますので、出来るときにやっておかないと、どんどん時間だけが経過します。また、すべての環境が完璧に揃うことはまずないので「現状で何から始められるか」を考えて直ぐに行動に移すことが新たなキャリアに向って前進させていくために必要なスタンスであると思います。特にマッサージセラピーの技術は、熟練させる期間が必要で、高い技術レベルで実践できるようになるまでは一定期間の実務経験も必要です。故に、思い立ったときを学び始めるタイミングとしてとらえ、今の自分にできることからやり始めて、長期的な視点をもって将来に備えていくことが大切であると思います。
2 : 学びを継続する環境と仕組づくり
自己管理型のオンライン学習においては、多くの受講者は受け始めたコースを最後までやり遂げられないといわれています。通学などがなく完全に自己管理で行う学習システムには自制心と勤勉さが必要になりますが、スマートフォンの通知・会議の数など気を散らす存在が多い現代においては、一人で続けるのは特に難しいことだと思います。故に学びを継続するには、「意識を上げる」などの精神論だけではなく、「環境」と「仕組み」をつくることが重要になります。
▽環境づくりの例
●自宅は誘惑が多い→スクールの授業が終わってからカフェに立ち寄ってノートを纏める
●すぐに楽な方に逃げてしまう→周りに宣言をして逃げられない状況をつくる
●意志が弱い→勉強仲間をつくってアポイントをとって一緒に勉強をする
▽仕組みづくりの例
●1時間勉強すると決めても気が重くなってできない→1ページだけ読む・10分だけ勉強してみる
●現在のライフスタイルの中で本やオーディオブックで学べる時間を探す→習慣化する
3 : 早い成果を期待しすぎない
何かを極めていこうと思えば、相応の時間を要します。早い成果を期待するほど、途中でスムーズにいかなかったときに挫折しやすくなります。良い意味でのんびり気長に構えて、トライ&エラーを楽しむ気持ちで臨むと良いでしょう。
4 : 準備期間を大切にする
セラピストの働き方は多様です。社員・パートタイム・業務委託・自宅開業・テナント開業と、様々なスタイルがあります。企業に属する良さ・独立の良さ等、それぞれ良さがありますが、重要なのは「自分にあった働き方」を見出すことです。そのためにも、準備期間中に自己としっかり向き合い、自分の適性にあった働き方を考える時間を持つことが大切です。
5 : 習得後に習練を重ねる
顧客が満足する技術を実践できるようになるには、常に学ぶ姿勢と練習時間を確保する意識が大切です。マッサージセラピーの技術は、筋トレや楽器の演奏と同様に、休んでしまうと訛ってしまいますので、特にセラピストの仕事に就く前の準備期間中は、練習時間をつくる意識が大切になります。また、前述の通り、人間はマインドや精神論だけでは継続して行動することができませんので、自分にあった環境づくりと仕組みづくりをすることも重要です。
・・・・・・・
TRTAの学びでは、オイルマッサージの技術や理論だけでなく、セラピストとして世に貢献し生きていく社会人としての成長を目指していくことができます。
異業種からセラピストへの転身は大きな決断ですが、自己成長の機会であり、人生の新たな可能性を切り拓くチャンスでもあります。
人生は一度切り。自分の心に正直に、自分らしい道を歩んでいけるといいですね。それではまた次回のブログでお会いしましょう。