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究極のリラクゼーション手法『スウェディッシュマッサージ』とは

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TRTA東京リメディアルセラピーアカデミーは、オーストラリア政府認定セラピスト(豪州オイルマッサージ国家資格)を日本国内(日本語)で取得できるコースを実施しているスクールです。

同コースの履修科目の一つである「スウェディッシュマッサージ」は、オイルマッサージの基本として世界的に広く知られています。また、その流れるようなストークや心地よいリズムは多くの人を虜にし、“世界一心地が良いマッサージ”とも称されるほどです。

そこで、今回ブログでは、この「スウェディッシュマッサージ」について書いていきたいと思います。

目次
〇 スウェディッシュマッサージとは
〇 スウェディッシュマッサージの成り立ちと普及
〇 スウェディッシュマッサージを受けるメリット
〇 スウェディッシュマッサージを学ぶメリット

スウェディッシュマッサージとは

スウェディッシュマッサージは、スウェーデンのパー・ヘンリック・リン氏(1776-1839)により開発されたマッサージ手法で、一般には穏やで表層部に働きかけるリラクゼーションマッサージの手法として認識されています。軽いタッチのものから中程度~強めのタッチのものまで様々なテクニックが組み込まれています。

主な目的は、心身の緊張を解放し、血液やリンパ液の流れを促進し、筋肉の柔軟性を向上させることにあります。ヨーロッパからの移民によって世界中に伝わり、移民達が定住していく中で広がっていったといわれています。

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スウェディッシュマッサージの成り立ちと普及

リン氏は、医師であり、教育者であり、カウンセラーであり、詩人でもありました。その多種多様な探求分野と活動からルネッサンスの再来とも言われる人物であったといわれています。神学や文学を学んだ後、29歳の時に体の動きを探求するためにフェンシングを学び、フランスの研究者たちと共にギリシャローマ時代の遊技や闘技を研究しました。

彼は、様々な場でこれらの知見を適応させる可能性を見出し、解剖学と生理学に関する授業に出席し医学部を修了しました。これらの学びと研究から生理学とバイオメカニクス(体の動き)に基づく新しい手技を生み出しました。そして、心の平安や癒しをもたらす要素も組み込んだ独自の体操を創り上げました。これが後のスウェディッシュマッサージの基礎となります。

リン氏の取り組みは彼の生前から広く受け入れられ、スウェーデン体操とスウェディッシュマッサージは人々の健康維持に寄与する手段としてヨーロッパに定着しました。特に、その手技が心身のリラックスをもたらすことが注目され支持を得ていました。

彼の死後も、考え方や手技は後継者たちによって受け継がれ、スウェディッシュマッサージは進化し続けました。そして新たな手法や派生的なアプローチも登場しました。エサレンマッサージやバリニーズマッサージなどは、スウェディッシュマッサージから派生したという説があります。

スウェディッシュマッサージはパー・ヘンリック・リン氏の偉大な探究心と貢献によって生み出され、その思想と手技は今なお世界中で愛され続けています。

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スウェディッシュマッサージを受けるメリット
①循環および免疫システムの円滑化

血液循環が促進されることで、体内の栄養供給と老廃物の排除が促進されます。また、筋肉を動かすことでリンパの流れも促されます。これにより毒素を洗い流す役割を担うリンパ系が刺激されます。免疫システムを担っているリンパ系の滞りが解消されることで、生体防御機構(病原体や異常細胞を排除するしくみ)がスムーズにはたらき、それにより健康な状態の維持が期待できます。
 

②ストレスホルモンの減少⁠=不安や憂鬱な気分を解消⁠

適度な圧力で直接的に皮膚に触れて行うスウェディッシュマッサージは神経組織を刺激します。皮膚や皮下組織に存在する感覚受容器(神経組織の一部)は、マッサージによる刺激(圧力・振動・温度など)を感じると脳にその情報を送ります。情報を受けとった脳は、身体に様々な指令を出します。その一つに、エンドルフィン、オキシトシン、ドーパミン、セロトニンなど(これらの物質は、痛みの軽減・精神の安定・幸福感・気分の高揚などの作用をもたらすことが知られている)の放出指令があるといわれています。これらの物質が放出されると、ストレスホルモンであるコルチゾールとアドレナリン等が減少し始めるといわれています。
 

③筋肉の柔軟性と関節の可動性の向上

スウェディッシュマッサージの様々な手技を組み合わせて行うことで、緊張により凝り固まった身体をリラックスさせます。それにより関節の可動性の向上が期待できます。また、適度な揉みほぐしを行うことで、筋肉を温め柔軟にし、軽度のコリや癒着を開放します。
※重度のコリや癒着がある場合は、他のタイプのマッサージ(ディープティシューマッサージ等)が適しています。
 

④筋肉の疲労回復を早める

運動後の回復プロセスにマッサージを組み込むことにより、運動によって引き起こされる炎症が軽減され、細胞の修復が促進されるため、疲労回復までにかかる時間が短縮されます。
 

スウェディッシュマッサージを学ぶメリット

スウェディッシュマッサージを学ぶことは、施術者に次のような利点をもたらします。

施術をする側も心地が良く癒されるマッサージ

スウェディッシュマッサージの流れるようなマッサージフローの実践は、まるで穏やかなダンスを踊っているような感覚を覚えます。施術者自身も身体の力を抜いてリラックスして行うことができるので、受け手にとってだけでなく実践側にとっても癒しになります。

スウェディッシュマッサージのクラスでは、理論やテクニックだけでなく、身体に負担のない施術姿勢を学んでいきます。自己流などで特定の部位に負担がかかる施術を続けていると、知らず知らずのうちにセラピストの身体に負荷が蓄積し、それがやがて故障へと繋がります。クラスで効率的な身体の使い方を身に着けることで、より長く健康的に仕事を続けることができることができるようになるでしょう。
 

顧客満足度向上→顧客定着につながる

スウェディッシュマッサージの穏やかで優雅なストロークと多彩な手技は、顧客に癒しや楽しみを提供することができるため、施術サービスにおける顧客満足度向上に繋がります。スウェディッシュマッサージ単体でのメニューだけでなく、整体・鍼灸・ストレッチ等の施術に組み合わせることで顧客獲得や顧客定着に貢献できると思います。
 

オイルマッサージ基礎からリラクゼーション応用まで身に着けられる

スウェディッシュマッサージコースでは、基礎編(18時間)でオイルマッサージ技術の基本を身に着け、適度な圧加減で表層~中層の筋肉をリラックスさせる全身トリートメントを学びます。技術だけでなく、セラピストの施術時の姿勢や身体の使い方、タオルの巻き方、オイル塗布方法、触れ方など、高品質なオイルマッサージを実践するために必要なエッセンスも合わせて学びます。

応用編(12時間)では、多彩なテクニックと穏やかなストレッチワークを組み合わせたスウェディッシュマッサージ技術により、頭部から足先まで、適度な圧加減と心地よいリズムでほぐし、血液リンパの流れ・自律神経系のバランスを整え、心身を深いリラクゼーションへと導く全身トリートメントを学びます。

スウェディッシュマッサージ

基礎編でオイルマッサージの基礎を身に着けることができ、応用編ではリラクゼーションオイルマッサージの多彩なトリートメント手法を習得することができます。

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以上が「スウェディッシューマッサージ」についての紹介でした。TRTAでは、このスウェディッシュマッサージを習得できるコースを定期開催しております。

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2023年11月30日 19:00

新たなキャリアに向かって着実に前進するための5つのポイント

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前回(2023年9月)のオフィシャルブログでは、異業種からセラピスト転身を考える背景・そのアドバンテージ・セラピストに転身するためのステップについて書きました。

▼2023年9月:オフィシャルブログ 「異業種からセラピストに転身する選択肢」
(画像をクリックいただくとブログをご覧いただけます)
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異業種からセラピストを目指す新たな挑戦は、自分を高め成長する機会となります。その過程では、当然ながら成功も失敗もありますが、その全てを受け入れることが「自己成長につながる学び」となります。

今回ブログでは、前回のブログの続編として、学びをスタートしてから最後まで継続してやり切り、新たなキャリアに向かって着実に前進するためのポイントを纏めてみました。

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新たなキャリアに向かって着実に前進するための5つのポイント

1 : 今できることから直ぐに始める

人生は様々なイベントが次から次へと起こりますので、出来るときにやっておかないと、どんどん時間だけが経過します。また、すべての環境が完璧に揃うことはまずないので「現状で何から始められるか」を考えて直ぐに行動に移すことが新たなキャリアに向って前進させていくために必要なスタンスであると思います。特にマッサージセラピーの技術は、熟練させる期間が必要で、高い技術レベルで実践できるようになるまでは一定期間の実務経験も必要です。故に、思い立ったときを学び始めるタイミングとしてとらえ、今の自分にできることからやり始めて、長期的な視点をもって将来に備えていくことが大切であると思います。

2 : 学びを継続する環境と仕組づくり

自己管理型のオンライン学習においては、多くの受講者は受け始めたコースを最後までやり遂げられないといわれています。通学などがなく完全に自己管理で行う学習システムには自制心と勤勉さが必要になりますが、スマートフォンの通知・会議の数など気を散らす存在が多い現代においては、一人で続けるのは特に難しいことだと思います。故に学びを継続するには、「意識を上げる」などの精神論だけではなく、「環境」と「仕組み」をつくることが重要になります。

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▽環境づくりの例
●自宅は誘惑が多い→スクールの授業が終わってからカフェに立ち寄ってノートを纏める
●すぐに楽な方に逃げてしまう→周りに宣言をして逃げられない状況をつくる
●意志が弱い→勉強仲間をつくってアポイントをとって一緒に勉強をする

▽仕組みづくりの例
●1時間勉強すると決めても気が重くなってできない→1ページだけ読む・10分だけ勉強してみる
●現在のライフスタイルの中で本やオーディオブックで学べる時間を探す→習慣化する

3 : 早い成果を期待しすぎない

何かを極めていこうと思えば、相応の時間を要します。早い成果を期待するほど、途中でスムーズにいかなかったときに挫折しやすくなります。良い意味でのんびり気長に構えて、トライ&エラーを楽しむ気持ちで臨むと良いでしょう。

4 : 準備期間を大切にする

セラピストの働き方は多様です。社員・パートタイム・業務委託・自宅開業・テナント開業と、様々なスタイルがあります。企業に属する良さ・独立の良さ等、それぞれ良さがありますが、重要なのは「自分にあった働き方」を見出すことです。そのためにも、準備期間中に自己としっかり向き合い、自分の適性にあった働き方を考える時間を持つことが大切です。

5 : 習得後に習練を重ねる

顧客が満足する技術を実践できるようになるには、常に学ぶ姿勢と練習時間を確保する意識が大切です。マッサージセラピーの技術は、筋トレや楽器の演奏と同様に、休んでしまうと訛ってしまいますので、特にセラピストの仕事に就く前の準備期間中は、練習時間をつくる意識が大切になります。また、前述の通り、人間はマインドや精神論だけでは継続して行動することができませんので、自分にあった環境づくりと仕組みづくりをすることも重要です。
 

・・・・・・・

TRTAの学びでは、オイルマッサージの技術や理論だけでなく、セラピストとして世に貢献し生きていく社会人としての成長を目指していくことができます。

異業種からセラピストへの転身は大きな決断ですが、自己成長の機会であり、人生の新たな可能性を切り拓くチャンスでもあります。

人生は一度切り。自分の心に正直に、自分らしい道を歩んでいけるといいですね。それではまた次回のブログでお会いしましょう。
 

2023年10月31日 19:00

異業種からセラピストに転身する選択肢

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当スクールの受講生のセラピスト経験/未経験の割合を見てみると、約半数がオイルマッサージを初めて学ぶ方で、様々なバックグラウンドを持った方々がいます。

そこで、今回ブログでは、
-異業種からセラピスト転身を考える背景
-そのアドバンテージ
-セラピストに転身するためのステップ
について触れていきます。
 

なぜ異業種からセラピストに転身したいのか?


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異業種からセラピスト転身を目指す受講生の多くは、内なる想いとして「人々の心と体を癒すお手伝いをしたい」「自分自身がマッサージを受けて、その良さを体験したからこそ、人にもその喜びを提供してきたいと思った」「自分がカラダの不具合に向き合うことの大切さを実感したから、それをもっと伝えていきたい」等という使命感を持たれています。

≪TRTAではじめてオイルマッサージを学ぶ方の実例≫
・会社員(一般事務、IT・エンジニア、人事、マーケティング、銀行員、秘書、飲食・サービス)
・公務員(公安職員、教員、役所勤務)
・主婦/パートタイム勤務
・医療関連(看護師、助産師、理学療法士、作業療法士、鍼灸師、歯科衛生士、介護福祉士)
・健康関連(ピラティス/ヨガインストラクター、トレーナー、ストレッチ施術者)
・美容関連(美容師、理容師、エステティシャン)
 

異業種からセラピストに転身するアドバンテージ

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異業種での経験は、セラピストとして働くうえで非常に役立つことがあります。過去に携わってきた業界での、顧客とのコミュニケーションスキルや仕事をする上での忍耐力、人間関係の構築力などが、セラピスト転身後の土台となったという方も多くいらっしゃいます。

セラピストとして活躍するためには、専門知識やスキルだけでなく、上述のようなビジネススキルも必要です。そのスキルを異業種で既に鍛えてきているということは、転身後に大きなアドバンテージになります。

これらのビジネススキルとともに、新たな人生のフィールドを拡げていくためのスキル習得の一つとしてセラピスト(アロマセラピー・マッサージセラピー・ビューティーセラピー)が注目されています。
 

異業種からセラピストに転身するためのアクション:ファーストステップ


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→ 必要な資格やスキルを習得するための教育機関を探す

スクール選びをする前に、まずは業界や資格の全体像を把握することが大切です(地図全体が見えるから目的地にスムーズに到達できるようなイメージです)。

そして、自分はどの領域で・どのようなカスタマーに・どのようなサービスを提供していくセラピストになりたいのかをイメージし、それに必要な知識やスキルは何なのかを明らかにすることも大切です。それにより「何をどのくらい学べばよいのか」「必要な時間数や期間」も明確になります。もし、イメージできない場合は、興味がある分野から学び始めて、学びながらイメージをつくっていくことも良いでしょう。

学びの時間軸、目指す目標やライフスタイル、個々人の特性によって変わってきますので、まずは自己分析をし、自分に合いそうなスクールをいくつか選んでみることから始めるとよいでしょう。

プロセラピストとしての基礎学力はプロとして活躍するためになくてはならない土台になりますので、長期的な視点をもって学びのプランを立てることも大切です。
 

異業種からセラピストに転身するためのアクション:セカンドステップ

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→ 経済的な側面と生計を立てるための計画

異業種からの転職は、経済的な側面を考慮する必要があります。セラピストになるためには、一時的な収入の見直しやスタートアップコストを覚悟する必要があるかもしれません。
これらの課題にどのように対処し、どのように生計を立てていくかを検討していくことが大切です。

▽スキル習得後の多様な進路
・金融機関勤務 → ホテルスパ勤務
・主婦 → サロン勤務
・公務員 → 自宅サロン開業
・メーカー → フリーランスセラピスト
・看護師 → 看護師の仕事を週2回・セラピスト週3回
・飲食店オーナー → サロンオーナー
・メーカー勤務 → 所属企業の許諾を得て、副業でセラピストとして活動

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異業種からのセラピスト転身は勇気がいる一歩かもしれません。しかし、チャレンジしなかったことを後々になって後悔するだろうと思ったら、人生は一度きりですので、ぜひ一歩踏み出してみてください。

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TRTAが提供するオイルマッサージの学びは、過去の経験やご年齢、職種など分け隔てなく、いつからでも学べる環境があります。

それは、当校がオーストラリア政府認定校MSQ(Massage schools of Queensland)との提携によって、オーストラリアの文化にある「多様性」をベースとした教育方針を取り入れている背景があるからです。オーストラリア教育を通じて人生の新たなフィールドを切り拓くお手伝いができれば幸甚です。

次回のブログでは「新たなキャリアに向かって着実に前進するための5つのポイント」について書いていきます。それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

2023年09月06日 19:00

【オーストラリアからMSQ校長が来日】国家資格取得コース最終実技評価の様子

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TRTAでは2021年より、オーストラリア国家資格(Certificate 4 in Massage Therapy)取得コースの最終過程(救急講習+臨床実習30時間+Final assessment最終技術評価)をオーストラリアMSQ/救急講習スクールとオンラインで繋ぎ、日本国内で実施しております。

2023年6月現在では、オーストラリア現地で最終過程を受講することも可能となっているため、「オーストラリアへ渡航して提携校MSQで受講」または「オンライン/日本国内で受講」のいずれかを選択して受講することができます。

今回のブログでは、2023年5月23日に開催した最終課程(実技評価+救急講習実技)を写真を交えて紹介いたします。当校提携オーストラリア政府認定教育機関MSQ のローナ校長が来日し、受講生の実技を評価していただいた貴重な一日となりました。


》豪州オイルマッサージ国家資格取得コース概要

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▲オーストラリア政府認定校 MSQ(Massage schools of Queensland)のローナ校長

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▲当日の進め方などブリーフィングをするローナ校長(左)と通訳を担当いただいたKAZUさん(右)

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▲施術実践の様子:タオルワーク

リメディアルセラピー
▲施術実践の様子:母指を使ったトリガーポイントリリース

リメディアルセラピー
▲施術実践の様子:下腿三頭筋へのアプローチ

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▲施術実践の様子:深層筋にアプローチするディープティシューテクニック

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▲テクニックの正確性、施術の組み立て、マナー、時間管理などを総合的に評価します

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▲施術実践の様子:脊柱起立筋にアプローチするディープティシューテクニック



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▲施術実践の様子:胸鎖乳突筋をリリースする様子

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▲最終実技の総評とフィードバックの様子



TRTAの豪州オイルマッサージ国家資格(CertificateⅣ㏌Massage Therapy)取得コースの狙いは、資格を取ることだけが目的ではなく、母語(日本語)で専門理論と技術を深く理解し、骨太の基礎力をつけていくことです。

国内外どこに行っても通用するプロフェッショナルを養成すべく、今後もより良い授業を提供できるようにスタッフ・講師一同精進して参りたい所存です。

2023年05月31日 19:00

【深部にアプローチする施術】ディープティシューマッサージとは

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TRTA東京リメディアルセラピーアカデミーは、オーストラリア政府認定セラピスト(豪州オイルマッサージ国家資格)を日本国内(日本語)で取得できるコースを実施しているスクールです。同コースの履修科目の一つである「ディープティシューマッサージ」は、深部組織にアプローチできるマッサージとして世界的に広く知られています。日本国内においても、その認知は徐々に高まっています。

そこで、今回のブログでは、この「ディープティシューマッサージ」について書いていきたいと思います。

目次
〇 ディープティシューマッサージとは
〇 施術実践時に必要な知識
〇 ディープティシューマッサージの歴史
〇 ディープティシューマッサージの身体への恩恵
〇 ディープティシューマッサージを学ぶメリット
 
ディープティシューマッサージとは
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“ディープティシューマッサージ(Deep Tissue Massage)”を日本語に訳すと「深部組織マッサージ」となり、ゆっくりとした深い圧を用いて、筋肉の内層や結合組織にはたらきかける施術方法を指します。

筋肉に対して様々なテクニックを使ってアプローチすることにより、慢性的な筋緊張や痛みの緩和・筋肉の柔軟性向上・関節可動域制限の軽減・血液/リンパ循環促進などの効果が期待できます。故に、筋肉の不具合から起こる問題(肩コリ、首コリ、痛み、筋肉のアンバランスから起こるボディーラインの崩れ、筋肉疲労など)の解消や予防ができる施術として人気があります。また、スポーツ後の筋組織の回復にも効果的であることから、スポーツ後のコンディショニングや怪我予防としても活用されています。
 
施術実践時に必要な知識
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ディープティシューマッサージ施術の実践において、基礎解剖学の知識が必要です。深部組織には表面からは見えない複雑な構造があるため、これらを理解していないと、施術中に誤った箇所を圧迫して損傷させてしまう可能性があるからです。また、施術ができないお客様を判断するためにも禁忌や注意事項を認識しておく必要があります。そして、ディープティシューマッサージは筋肉にアプローチをする施術であるため、施術実践において「骨格と筋肉の場所を把握し、正確に触れることができること」も必要です。これができないと筋骨格系に対して正確にアプローチをすることができないからです。

 
ディープティシューマッサージの歴史

ディープティシューマッサージの起源については諸説あります。その一つに古代ギリシャやエジプト・ファラオの時代から実践されてきたという説があります。そして、これらは1800年代後半に北米大陸に持ち込まれたといわれています。ディープティッシューマッサージの専門性が、北米大陸に持ち込まれた後に確立されたか否かは証明することは不可能ですが、1940年代にカナダのマッサージ/理学療法士であるテレーズ・フリマー氏によって体系化され、療法として実践されたことが現代に普及しているディープティッシューマッサージの始まりであると言われています。今現在この説が有力であると考えられます。

ディープティシューマッサージ_歴史

その後、1900年代半ばに、スポーツマッサージセラピストのジャック・マーガー氏を中心に、スポーツ現場でディープティシューテクニックが広まり、スポーツマッサージの一形態としてアメリカで人気を博しました。マーガー氏は、筋肉の緊張を和らげ、回復を促進するためにディープティシューマッサージを使用したことで知られており、特に筋肉の緊張をほぐしてパフォーマンスを向上させようとするアスリートの間で支持されました。

そして、時が経つにつれて、ディープティシューマッサージは、慢性的な痛み・怪我・ストレスなど、様々な不具合に対する効果的な療法として広く認識されるようになりました。

何世紀にも渡ってディープティシューマッサージは進化を続け、世界中の多くの施術者やセラピストによって洗練されてきました。そして現代では、マッサージセラピーの世界で広く普及し実践されている施術法の一つとして認知されています。

 
ディープティシューマッサージの身体への恩恵

➀筋緊張を和らげる
▽それにより期待できること
・ストレスの軽減
・可動域制限の軽減
・痛みの軽減

②筋肉のアンバランスを解消
▽それにより期待できること
・ボディーラインが美しく整う
・特定の筋肉への過度な負荷が減少する

③血液やリンパ循環の促進
▽それにより期待できること
・スムーズな疲労回復
・全体的な健康状態の改善
・免疫システムの活性化

 
ディープティシューマッサージを学ぶメリット

ディープティシューマッサージを学ぶことは、施術者に次のようないくつかの利点をもたらします。

1、身体に負担なく深い圧を入れることができる施術姿勢の習得
ディープティシューマッサージのクラスでは、理論やテクニックだけでなく、正しい身体の使い方を学んでいきます。 昨今は、深い加圧を好む顧客が増えていますが、正しい施術姿勢を身に着けずに、力まかせの施術や特定の部位に負担がかかる施術を続けていると、知らず知らずのうちにセラピストの身体に負荷が蓄積し、それが故障リスクに繋がります。ディープティシューマッサージのクラスで正しい施術姿勢を学び、無理なく深い加圧を入れることができる身体の使い方を身に着けることで、より長く健康的に仕事を続けることができることができるでしょう。

2、顧客獲得・リピーター獲得につながる
ディープティッシューマッサージは、“物足りなさのないオイルマッサージ”であるため、深い加圧を好む顧客から需要の高い施術です。このスキルを習得し、顧客のニーズを満たす施術を提供することで、顧客満足度を向上させることができリピーター獲得と顧客維持率向上に繋がるでしょう。 専門的な開発: ディープ ティッシュ マッサージを学ぶには、解剖学と生理学をより深く理解する必要があります。

3、施術者にとってもやりがいのある施術
ディープティシューマッサージをマスターすると、肩こりや腰痛など慢性的な不具合を持つ顧客の役に立つことができ喜ばれるため、施術者にとってもやりがいがある施術であると思います。  

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以上が「ディープティシューマッサージ」についての紹介でした。この施術方法は、深い圧で筋肉の内層や結合組織にアプローチし、様々な効果が期待できることから、治療院、スポーツ現場、整体/リラクゼーション/エステティックサロンなど、様々な場で活用されています。TRTAでは、このディープティシューマッサージを習得できるコースを定期開催しております。

≫ ディープティシューテクニックス講座詳細
ディープティシュー

≫ 単科講座(1day~5days)一覧を見る
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≫ TRTAについて

 
2023年03月31日 18:00

アカデミー開校10周年記念催事

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TRTA 東京リメディアルセラピーアカデミーは2012年4月に東京都港区麻布十番で開校し、昨年で10年が経過しました。

私共は、オーストラリアのマッサージセラピーとその教育や文化の素晴らしさに魅せられ、10年以上(スクール開講前から含め約15年)にわたり、教育カリキュラムの研究を続けてきました。

10周年の節目に、近年の豪州国家資格受講生・卒業生・関係者を招待し「TRTA 10th anniversary party」と題した記念催事を実施しました。

当日は、オーストラリアの提携校である政府認定教育機関MSQ(massage schools of Queensland)の校長やTRTA講師陣からのメッセージ、そして受講生からも多くのお祝いをいただきました。

以下の画像は、2023年2/23@麻布十番で行われた記念催事の様子です。
 

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▲TRTAの提携校(MSQ/massage schools of Queensland)校長のRhonaからのオンラインメッセージ

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▲MSQ校長のメッセージを真剣な眼差しで聴く受講生

人は教育により物の見方や視点が変わり、可能性も広がります。 今まで解決できなかった問題が解決できるようになったり、今までは難しく思っていたことが発想の転換で楽に考えらえるようになったりと、良い教育は人の心や思考をブレークスルーさせることができると信じています。

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▲TRTA代表の渡辺万里子より参加者へメッセージ

特に、これからの時代は一人ひとりが「自分の頭で考えられること」が求められます。また正解のない・激動の時代において、自分らしく心豊かに生きるためには「自分にとっての正解を確立していくことができる自分軸」がますます必要になってきます。

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▲ノベルティに同封されたセラピストの心得が書かれたメッセージカード

私共は「骨太の基礎力を身に着け、セラピストとしてのブレない軸を構築すること」が、セラピストという仕事で生きていく方々の幸せにつながると考え、スクールで提供するカリキュラムにもこの部分を構築していくことができるよう、常に試行錯誤しています。そんな背景から、今回のパーティーでもセラピストの心得として「Self-awareness 自己認識」「Self-management 自分を労わること」の大切さを代表よりお話しさせていただきました。

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前述の「セラピストとしてのブレない軸」を構築するには、まずは自己理解が必要です。自分自身に意識を向ける時間をつくり、自己の状態(感情、価値観、強み・弱みなど)を理解することで、自分に合った生き方・仕事の仕方を構築していくことができます。多様な学び(様々な科目/講師から学ぶ・他の受講生と共に学ぶ等)と施術経験を積みながら、自分と向き合う時間もしっかりとることで、セラピストとしての軸が確立されてくると思います。これはセラピストとして末永く活躍し続けるために必要なことです。

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▲歓談で用意されたケータリング


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オーストラリアのマッサージセラピー教育を通じて一人でも多くの方の幸せに貢献することをミッションに、セラピストという仕事を通じて物心ともに幸せな人生を送れる人が一人でも増えるよう、これからも授業内容・指導方法・提供サービスについて、常に改善意識と問題意識をもって取り組んで参りたい所存です。

 

2023年02月28日 15:00

【実例紹介】時代に即した柔軟な通学方法

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現在、TRTAでは以下2つのコースから選択して受講することが可能です。

➀プロのセラピストに必要な理論と技術を体系的に学べる「豪州オイルマッサージ国家資格取得コース」
➁いま習得が必要な科目のみを選択して学ぶ「単科選択コース」

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今回のブログでは、当校を受講された方の実例を基にした「時代に即した柔軟な通学方法」」について書きたいと思います。
 

未経験者と経験者の受講割合

時期によって多少異なりますが、平均的に半数が未経験者、半数がセラピスト経験者になります。未経験者は異業種(IT、金融、不動産、サービス、飲食、、など)でお勤めの方や主婦/主夫の方、スポーツ業界(ヨガ・ピラティス・トレーニング)、医療従事者(看護師、助産師、理学療法士、作業療法士、柔道整復師、鍼灸師、あんまマッサージ指圧師)など様々です。経験者は、現役のセラピスト、整体師、エステティシャンや、復職をめざす過去の経験者も含まれます。

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通学で懸念される環境や状況

 受講生の声を聴くと、受講したいけれど現実の状況を考えた際に通学面で懸念されることがあったそうです。まずは環境面を見てみると「今の住居が遠方(スクールまで在来線で通うことができないエリア)であること。」、次にお仕事や家庭環境を見てみると「通学できる頻度が少ないため、予定していた受講日に通えない状況が発生する不安があること。」などが挙げられます。

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柔軟な通学方法で懸念や不安をクリアすることができる

実は懸念や不安は、スクールとの個別相談によって解決できることが多くあります。
 
○遠方在住のため一定期間で集中して学びたい
まとまった期間(1~2週間程度)を年数回に分けて通学する「上京コース」と、3か月集中で東京に滞在して通学する「短期集中コース」いうプランがあります。過去には北海道、東北、関西、九州の方がこの通学制度を利用し卒業されました。単科の方は短期集中クラスが年間で複数回開催されているため、その日程で受講することができます。
○繁忙期など通学しにくい時期がある
もし、予定の日程に通学できない日がある場合は、年間で複数回の開催日に振替授業として参加することができます(振替手数料等なし)。又、授業時間についてもスクールや講師との相談によって、通学時間を遅らせたり、帰宅を早めたりすることも可能です。
 
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ライフスタイルを変えずに受講できる

土日または平日に通学、上京・短期集中で通学と、個々の状況に合わせて通学方法を設定できるため、今お勤めの仕事環境や家庭環境を変えずに受講することができます。

【豪州オイルマッサージ国家資格取得コース】
●土日通学クラス・・・週末に開催されるスケジュールに受講
●平日通学クラス・・・平日に開催されるスケジュールに受講
●上京クラス・・・1~2週間程度×3~10回上京し受講
●短期集中クラス・・・約3か月間集中的に受講
※受講できない日程は、別日の開催スケジュールに振替が可能
※平日・土日を混合した受講日程を組むことも可能
 
【単科選択コース】
●通学クラス・・・開催されている日程を選択し、受講します
●短期集中クラス・・・2日~10日間の短期間で習得します
※受講できない日程は、別日の開催スケジュールに振替が可能
※単科選択コースは、受講した科目が国家資格コースへ編入を希望される際に免除科目となります。
 
▼工夫した通学方法がご覧いただけます
受講生・卒業生インタビュー
 
 

人生の選択肢(可能性)を拡げるための大切な学び


オイルマッサージを学ばれる方の背景や目的は様々です。「技術力を高めてリピーター客を増やしたい」「確かな知識と技術、そして資格を取得して信頼性を高めたい」「国内外での起業・開業のため」「副業・兼業から将来に備えるため」「サロンやホテルスパへ就職・転職のため」など様々です。
また、卒業後の進路も「サロン/ホテルスパへ就職/転職」「週3回:セラピスト・週2回:看護師として働く」「企業の社員ケアをするセラピストとして従事」「自宅サロンを開業」「起業」「レンタルサロンを活用した副業」などがありますが、これら以外にも多種多様な働き方が存在します。

当校の教育カリキュラムはオーストラリア政府認定の国家資格として世界基準の教育水準を満たしており、その高い信頼性とレベルにより将来は各分野での選択肢が拡がります。

セラピスト93

2023年01月31日 18:00

【画像で見る】国家資格取得コースの最終実技評価の様子

オイルマッサージ_国家資格_最終実技評価_2022年
TRTAでは2021年より、オーストラリア国家資格(Certificate 4 in Massage Therapy)取得コースの最終過程(救急講習+臨床実習30時間+Final assessment最終技術評価)をオーストラリアMSQ/救急講習スクールとオンラインで繋ぎ実施しております。

※2022年12月現在:オーストラリア現地で最終過程を受講することも可能となっています。
最終課程を「オーストラリアへ渡航して提携校MSQで受講」または「オンライン/日本国内で受講」のいずれかを選択することができます。

以下の画像は、2022年11/23にTRTAで行われたオンラインでの最終実技評価の実施の様子です。


》豪州オイルマッサージ国家資格取得コース概要


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▲定点カメラを設置し技術をオンラインで評価

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▲当日の進め方などブリーフィングの様子

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▲クライアントに対して姿勢評価後の施術説明

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▲評価対象となるタオルの捲り方(ドレーピング)

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▲施術は受講生同士の相モデルで実施

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▲細かい手元の動きを確認するMSQ講師

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▲腕部へのスウェディッシュマッサージ

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▲臀部へのディープティッシューマッサージ

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▲大菱形筋へのトリガーポイント療法

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▲最終実技全体のフィードバックを受ける受講生

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▲技術について質問をする受講生


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▲実技評価後に実施されるファーストエイド(救急法)もオンラインで実施

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▲AED(自動体外式除細動器)をマネキンを利用して使い方を練習する様子


TRTAの豪州オイルマッサージ国家資格(CertificateⅣ㏌Massage Therapy)取得コースの狙いは、資格を取ることだけが目的ではなく、母語(日本語)で専門理論と技術を深く理解し、骨太の基礎力をつけていくことです。

国内外どこに行っても通用するプロフェッショナルを養成すべく、今後も、より良い授業や研修を提供できるようにスタッフ・講師一同精進して参りたい所存です。

2022年12月28日 15:00

オーストラリア研修での多様な経験と世界観

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TRTAの豪州オイルマッサージ国家資格(CertificateⅣ㏌Massage Therapy)取得コースは専門理論科目・実技科目・実務系科目・臨床実習(日本国内での履修=272時間、オーストラリア研修=40時間)で構成されたプログラムです。
※2023年12月現在、オーストラリア研修は「日本国内/オンラインで受講」or「オーストラリアで受講」のいずれかを選択することができるようになっております。

》豪州オイルマッサージ国家資格取得コース概要

今回のブログでは、豪州政府認定教育機関MSQ(Massage schools of Queensland)で実施されたオーストラリア研修の様子や、そこで得られる多様な経験、そしてグローバルなマッサージセラピー教育の世界観についてお伝えしたいと思います。

▼Massage Schools of Queensland(以下MSQ)は1988年に設立された歴史あるマッサージ専門学校です。(所在地:オーストラリア, クイーンズランド州ゴールドコースト)

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オーストラリア研修で得られる多様な経験
① 臨床実習 30時間 

▼施術前のコミュニケーションとお客様の状態を記録するためのクライアントシート
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▼担当するクライアントを施術ルームへご案内
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▼現地のお客様に対し施術を行っている様子とそのお客様からいただくフィードバックシート
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お客様からのフィードバックは大きな糧となり、この経験がセラピストとして仕事をしていくうえでの自信の源になります。
 
② ファーストエイド(救急法) 7時間

⇒2024年以降のオーストラリア研修ではファーストエイド講習を日本国内(オンライン)で実施いたします。
→ これにより従来は移動日を含めて渡航日数を10日間要していたところ、7日間で研修を完結できるようになりました!

 

▼オーストラリア政府が定める救急法の基礎を学びます。
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オーストラリアのマッサージセラピストは、救急法の講習を毎年受けることが必須となっています。
③ ファイナルアセスメント(最終実技評価) 3時間
最終実技評価は、日本国内のカリキュラムを履修して身に着けた技術を披露し、フィードバックをもらう場です(合否のあるテストではありません)。

▼政府認定校の講師が施術を評価しフィードバックします。
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マッサージセラピーに正解はありません。セラピストはカリキュラムを通じて身に着けた多数のテクニックの中を、理論と感性をもって取捨選択して組み立てていきますので、セラピストによって実践する施術内容が変わります。

下記は、当時技術評価を担当いただいたMSQの創業者/School principalのLena Crawfordさんよりいただいたレビューです。
 
『 The teaching is absolutely first class. After the assessing students, I found everything was fantastic. Personal presentation are confidence and problem solving with outstanding. I was totally blown away with the high-quality teaching. 』

歴史ある政府認定のマッサージセラピスト養成機関の学校長からいただける言葉はセラピストとして活躍するうえでの自信につながります。

 
オーストラリア研修 実施要項
オーストラリア研修は現地集合・現地解散となります。受講生の中には研修前後で滞在を伸ばし、プライベートの旅行等も含め各々の目的に沿った行動計画を立てています。
 
研修内容
・「臨床実習(30時間)」 ⇒ 学んだ知識と技術を実際にお客様に提供し経験を積むための実習
・「ファイナルアセスメント(3時間)」 ⇒コース全体を通じて習得した技術の評価を受けます
・「救急法(7時間)」⇒オーストラリア政府指定のファーストエイド(救急法)を学びます 

※追記:救急法のみ2024年3月開催~日本国内(オンライン)で行います。→これにより従来は移動日を含めて渡航日数を10日間要していたところを7日間で研修を完結できるようになりました。

※追記:救急法のみ2024年3月開催~日本国内(オンライン)で行います。→これにより従来は移動日を含めて渡航日数を10日間要していたところを7日間で研修を完結できるようになりました
 

実施時期

・年間1回程度開催(例年3月に開催)
 

所要日数
・7日間(移動日含む)
※夜発の飛行機を利用する場合は6日間
※7日間の渡航が難しい場合は、渡航を2回に分けて参加することも可能です。
 
日本国内(母語)で授業内容を深く理解し、海外の国家資格を習得する
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オーストラリア研修は英語で行いますが、日本国内履修分の科目の中で接客英語や基本的な専門用語(英語)、英語が苦手な場合の接客対応方法なども学べるため、渡航前に現地での実習のイメージを持つことができます。「英語が苦手」という方もスムーズに研修に参加することができます。

TRTAの豪州オイルマッサージ国家資格(CertificateⅣ㏌Massage Therapy)取得コースの狙いは、資格を取ることだけが目的ではなく、母語(日本語)で専門理論と技術を深く理解し、骨太の基礎力をつけていくことです。

国内外どこに行っても通用するプロフェッショナルを養成すべく、今後も、より良い授業や研修を提供できるようにスタッフ・講師一同精進して参りたい所存です。

 
2022年10月04日 20:00

令和時代のセラピストの多様な働き方

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TRTAでは年間を通じて、これからセラピストを目指す方や現役セラピストにも役立つ知識として、オンライン無料セミナーを開催しています。 コンセプトとして、セラピストの「資格」「働き方」「ライフシフト」「キャリア」など、様々な視点から構成されており、参加された方からは多くの質問や体験談、これからの課題などを聞くことができます。

今回のブログでは、そのセミナーコンセプトの中からセラピストの「働き方」と、その実現に必要な「自己研鑽」にフォーカスして書きたいと思います。

 

●現存するセラピストの働き方

世界でもホスピタリティ産業のカテゴリーに位置するセラピスト業は、様々な働き方が存在しています。セラピストとして、どの働き方が傾向として多いなど、個々の目的や環境によって違いがあるため一概にはいえませんが、特徴を見てみると大きく4つのタイプに区分されていることが分かります。
【ホスピタリティ産業】 広義では観光・教育・健康産業・関連事業を示しています

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▼副業・兼業
働き方の例:デイタイム(日中)は専従/専業を持ち、その仕事以外の時間を利用し、セラピストワークを行う。
現場環境:シェアサロン、スパ・サロン(既存店との個人契約でベッドを利用/パートタイム就労契約)、自宅の一室、訪問・出張など

▼就職・転職
働き方の例:専従としてスパやサロンなどの組織に属し、社員又は個人事業主のセラピストとして働く。
現場環境:リラクゼーションサロンやホテルスパ、エステサロンなど

▼独立開業(サロン営業のための家賃発生あり)
働き方の例:サロンの経営に専念、もしくはオーナーセラピストとして現場に立って、店舗又は事業を運営する。
現場環境:テナント(サロン可能な賃貸物件)、又は物件をローンで購入

▼プライベートサロン(自宅等、サロン営業のための家賃追加発生なし)
働き方の例:主にオーナーセラピストとして、スパ・サロンを運営する。又は家族のためのケアとして行う。
現場環境:ご自宅やマンションの一室/ご自身でデザインした空間、自己保有物件など


※上記は、あくまでも実例をもとにした参照例です。タイプの中間に位置するものや上記に記載していない働き方もありますので、予めご了承ください。

 

●セラピストとしてのキャリア形成

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●キャリア形成とは

従来は「社内の仕事に必要なスキルを取得していくこと」を言いましたが、現代においては「5年後10年後、どのように働いていたいか」をイメージし、その理想に近づくために「今どんな経験を積み、どんなスキルを取得すればよいのか?」を考えることがキャリア形成の考え方となります。
 

●セラピストとしてのキャリア形成

未経験者であれば何から始めればよいか、経験者であれば今ある能力をどう活かし向上させれば(変化させれば)よいかはを真剣に考えるところだと思います。しかし、現実の体験談や現場の話を聴くと、日々の忙しさや仕事に追われ、自身のキャリア形成に対しての視野が狭まりがちになってしまうこともあるようです。

以下はセラピストとして前述の働き方を実現するためのキャリア形成の例となります。

 

〇会社に属してキャリア形成をする

➀セラピスト業に専念 施術に専念することで技術力を磨く

➁セラピスト+マネジメント
 施術業にプラスして、人材育成・計数管理・採用などに携わることで、ビジネススキルも磨く

③セラピスト+インストラクション
 施術業にプラスして、社内における技術指導に携わることで、インストラクションスキルも磨く

 

〇副業をしながらキャリア形成をする

➀異業種で正社員 + 週末セラピスト
 平日は異業種の仕事をし、週末にパートタイムでセラピストをして技術力を磨く経験を積む
 異業種でビジネススキルを磨くことは、セラピストとして独立開業する際に役に立ちます。
(注意)所属会社へ許可をとったうえで副業をすることが大切です。信頼関係を失い本業を失ったら元も子もありません。

 

〇兼業をしながらキャリア形成をする

➀週に2~3回パートタイムで仕事 + 週2~3回セラピスト
 他の仕事とセラピストの仕事を半々で行い経験を積む
例)週2~3回看護師の仕事、週2~3回セラピストの仕事

当校の2022年2月のオフィシャルブログ「LIFE SHIFT(ライフシフト)について考える」では、これからの時代、エスカレーターのような「直線の人生」ではなく、様々なことを経験しながらオリジナルの人生をクリエイトする「マルチステージの人生」の内容を書きましたので、参考としてご覧ください。 https://trta-jp.org/blog_articles/20220203.html

 

● 世界で働き方が変化し始めている

令和の年号になって3年半が経とうとしている今、日本は国家をあげて働き方に変化をもたらしています。政府と労働界、産業界のトップが主導となり働き方改革(大企業 2019年4月、中小企業 2020年4月から)が施行され、「長時間労働の是正」や「柔軟な働き方がしやすい環境整備」など9つの分野の指針が公開されています。今では、メディアや公的施策を通じて、少しずつ目に見える形で動き出しています。

これからの社会は、働く人に置かれた事情に応じて、多様な働き方が選択できる時代です。そして成長と分配の好循環が構築され、働く一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようなる未来を目指しています。


▼先進国の多様な働き方
〇イギリス「圧縮労働時間制」:1日の労働時間を延ばす代わりに週の労働日数を少なくできる制度。
〇アメリカ「フレキシブルワーク」:完全成果制の印象があるアメリカ。在宅勤務など働く場所や、労働時間も完全自由という制度

〇オランダ「時間貯蓄制度」:残業や休日出勤など所定外の労働時間を貯蓄し、後日有給休暇などに振り替えて利用できる制度
〇フランスの給与制度「日曜勤務の給与は平日の倍」:日曜出勤で給与が平日の倍になるなど、高待遇な制度


※上記は企業の全てで取り入れられているわけではありません。実施後に法改正等で変更となっている場合もあります。
 

● 理想の働き方を実現するために研鑽を重ねる

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前述のように多様な働き方が可能になるこれからの社会では、セラピストにとっても選択肢がさらに広がります。実際に当校の受講生からも業界や業種を問わず、多くのアイデアからイノベーションが生まれ、新しい働き方を実現しています。

日本では終身雇用の崩壊や価値観の多様化などの社会的背景から、個人の能力・スキルなど無形資産を備える時代に入っています。100年時代を生き抜く準備として、軸がぶれない教養を身につける、そして自己研鑽を重ねることで、常に変化の時代にも対応できると考えています。

【自己研鑽】主体的に学び、スキルや専門知識を深めること

TRTAは、これからもマッサージセラピー教育を通じて受講生の「人生の可能性を拡げる」ことに貢献していく所存です。引き続きよろしくお願いいたします。


【オンライン無料セミナー情報】
申込受付中:セラピストの資格と仕事  10/18(火) 19:30~開催
https://trta-jp.org/seminar_qualifications_work.html


 

参考サイト・書籍
[1]厚生労働省 働き方改革 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html
●日本人が知らない世界標準の働き方 - PHP研究所(2021年出版)
●フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか  - ポプラ社(2020年出版)
2022年09月30日 20:00

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