オーストラリア研修での多様な経験と世界観

※2022年11月現在、オーストラリア研修は「日本国内/オンラインで受講」or「オーストラリアで受講」のいずれかを選択することができるようになっております。
》豪州オイルマッサージ国家資格取得コース概要
今回のブログでは、豪州政府認定教育機関MSQ(Massage schools of Queensland)で実施されたオーストラリア研修の様子や、そこで得られる多様な経験、そしてグローバルなマッサージセラピー教育の世界観についてお伝えしたいと思います。
▼Massage Schools of Queensland(以下MSQ)は1988年に設立された歴史あるマッサージ専門学校です。(所在地:オーストラリア, クイーンズランド州ゴールドコースト)

オーストラリア研修と滞在スケジュール
2022年11月現在、豪州オイルマッサージ国家資格取得コース国内履修分を修了し、豪州政府認定教育機関MSQで(オーストラリアに渡航して)オーストラリア研修を受ける場合は、以下のスケジュールイメージ(過去例)になります。受講生の中には研修前後で滞在を伸ばし、プライベートも含め各々の目的に沿った行動計画を立てています。
オーストラリア研修≫※現地集合/現地解散
・「臨床実習(30時間)」 ⇒ 学んだ知識と技術を実際にお客様に提供し経験を積むための実習・「救急法(7時間)」⇒オーストラリア政府指定のファーストエイド(救急法)を学びます
・「ファイナルアセスメント(3時間)」 ⇒コース全体を通じて習得した技術の評価を受けます
実施日
・MSQの開催スケジュールに受講する(年間1回程度開催)※国内(オンライン)開催=年間2回程度開催(春・秋)
所要日数
・10日間(土日を挟む/移動日含む)※10日間の滞在が難しい場合は、渡航を2回に分けて参加することも可能です。
(例: 1回目の渡航:救急&臨床実習(3日間)、2回目の渡航:臨床実習&ファイナルアセスメント4日間など)
受講内容
・「臨床実習30時間」「ファイナルアセスメント3時間」「救急法7時間」を7日間で受講アクセス
・成田空港発→ゴールドコースト空港着(平均渡航時間:8時間40分程度)→空港から車/バスで豪州政府認定教育機関MSQへ移動(約30分)※上記は成田空港発の例ですが、乗り継ぎも含めた場合は国内各地からの出発が可能です
オーストラリア研修で得られる多様な経験
① 臨床実習(30時間)
▼施術前のコミュニケーションとお客様の状態を記録するためのクライアントシート

▼担当するクライアントを施術ルームへご案内

▼現地のお客様に対し施術を行っている様子とそのお客様からいただくフィードバックシート

② ファーストエイド(救急法) 7時間

オーストラリアのマッサージセラピストは、救急法の講習を毎年受けることが必須となっています。
③ ファイナルアセスメント(最終実技評価) 3時間
最終実技評価は、日本国内のカリキュラムを履修して身に着けた技術を披露し、フィードバックをもらう場です(合否のあるテストではありません)。
▼政府認定校の講師が施術を評価しフィードバックします。

マッサージセラピーに正解はありません。セラピストはカリキュラムを通じて身に着けた多数のテクニックの中を、理論と感性をもって取捨選択して組み立てていきますので、セラピストによって実践する施術内容が変わります。
下記は、当時技術評価を担当いただいたMSQの創業者/School principalのLena Crawfordさんよりいただいたレビューです。
『 The teaching is absolutely first class. After the assessing students, I found everything was fantastic. Personal presentation are confidence and problem solving with outstanding. I was totally blown away with the high-quality teaching. 』
歴史ある政府認定のマッサージセラピスト専門校の創業者や学校長からいただける言葉は非常に自信につながります。
日本国内(母語)で授業内容を深く理解し、海外の国家資格を習得する

オーストラリア研修は英語で行いますが、日本国内履修分の科目の中で接客英語や基本的な専門用語(英語)、英語が苦手な場合の接客対応方法なども学べるため、渡航前に現地での実習のイメージを持つことができます。「英語が苦手」という方もスムーズに研修に参加することができます。
TRTAの豪州オイルマッサージ国家資格(CertificateⅣ㏌Massage Therapy)取得コースの狙いは、資格を取ることだけが目的ではなく、母語(日本語)で専門理論と技術を深く理解し、骨太の基礎力をつけていくことです。
国内外どこに行っても通用するプロフェッショナルを養成すべく、今後も、より良い授業や研修を提供できるようにスタッフ・講師一同精進して参りたい所存です。
2022年10月31日 20:00